久しぶりにオフラインでのワークショップを開催させていただきました。
(最後にいただいたアンケートを追加しております)
「他者適応編」を開催するときにいつも思うことがあります。
人は誰しも
他者を
イライラさせたり
または苦しくさせて
喜びを感じることはない。
だから
自分のいつもの行動や言動で
「他者が苦しんでいるかもしれない」
と気づくことは難しい。
苦しめたり、イライラさせるつもりはないからです。
まずは
客観的に
「自分が他者からどのように見られているのか」
ということに気づく。
そうすると
他者との付き合い方、
そして
自分との付き合い方もうまくできるようになると思っています。
まずは自分を深く知ること。
相手がどんなスタイルかを見分けることはできなくても
相手をよく知ろうとすること。
それだけで
必ず大きな変化はあると思っています。
後日、アンケートにお答えいただきました。
ワークショップでは、Dスタイル、iスタイル、Sスタイル、Cスタイルの方の特性をわかりやすくお伝えする映像学習があります。
アンケートをお読みすると
Dスタイルが嫌な感じに強調されているように感じられたんですね。
そのお気持ち、わかります!
おそらく、映像をご覧になった方の多くはそのように感じられたのではないでしょうか?
私も、もちろんその一人です。
私はiスタイルですが、最初あの映像をみたときは私もiスタイルが嫌な感じに強調されていると感じました笑
こちらは画像ですが
iスタイルのカードには「コーヒー」
他のスタイルの方の言葉と比べて違和感はありませんか?
しかも、ご丁寧にコーヒーの輪じみまでついてます笑
これは、実はiスタイルの特性を表しています。
iスタイルの方全員がコーヒーを求めているということを表している訳ではありません笑
この日のワークショップでは
SとCのスタイルを同等にお持ちの方もいらしたのですが
その方もCスタイルの映像をみて
「私はこんな七三分けではない」
とおっしゃっていました笑
映像のCスタイルの方の髪型が七三分けだったんです。
これも、Cスタイルの方の特性である“緻密、正確”を強調している面です。
Dスタイルの方は「こんなに嫌な人間ではない」
iスタイルの方は「こんなバカっぽい人間ではない」
Sスタイルの方は「こんな優柔不断な人間ではない」
Cスタイルの方は「こんな面白みのない堅物な人間ではない」
それぞれのスタイルの方が少なからず思うことだと思います。
これをどう捉えるのか?
私は
「もしかしたら他者からこのようにみられているのかもしれない」
そんな問いかけだと思っています。
スタイルが強調されている映像そのままの人はかなり少ないと思います。
でもそのスタイルを強調されている映像を客観的にみて
もし、映像のiスタイルの方のように私は他者からみられているとしたら?
iスタイルの私は
話しているうちに次々と話したいことが溢れてきます。
そんなとき、相手にも「新しいアイディアを思いついたんだな」や「面白いこと、いいとことに気がついたんだな」と思ってもらえていると思っていました。
思いつくままに話題をコロコロ変えてただただ一貫性のない話をしているように見られているのかもしれない…
そして、それを聞いている、
Dスタイルの方からは「一体何の話?」
Sスタイルの方からは「混乱してくる…」
Cスタイルの方からは「なぜまとめてから話さないのか」
と思われているのかもしれない。
ここで
「私はiスタイルなので仕方ないんです!その代わり、新しいアイディアや気づきはたくさんでてきましたよ!」
と開き直るのではなく
Dスタイルの方には、なるべく結論から話すようにしてみる。
Sスタイルの方には、ペースを少し落として話すようにしてみる。
Cスタイルの方には、話をまとめてから話すようにしてみる。
または
「支離滅裂に話す形になるかもしれませんが、一旦最後まで聞いてもらっていいですか?」
と前置きしてから話すようにする。
これが「他者適応」の一歩だと思っています。
自分は自分だと思うのが半分。
少しの諦めと大きな納得とで。
そこからの道が広がる気がしている
私は今まで、人との関係性がうまくいかなかったとき、その他者から自分を否定されているように感じていました。
そして自分に足りないものを足さないといけないと感じていました。
自分と人との間に、DiSC®というクッションを置くことで、人との関係性に距離ができ、客観的にみることができる。
そうすることで、自分も他者も責めずにすむ…という感じでしょうか。
人と人との関係性を客観視できる
これがDiSC®のとてもいいところだと思っています。
自分のDiSC®に良いも悪いもない
と感じることができれば
他者のこともそのように見ることができます。
他者から傷つけられたと感じるのではなく、その方の特性がそうだからそのような行動、言動になったのだ…と認めることができる。
まずは自分を、評価することなく、そのままを認める。
そうすると
他者のことも、評価することなく、認めることができる。
改善しようと頑張らず、まずは他者と自分の間に、DiSC®を置いてみてくださいね。
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